「プロント」とかいう喫茶店を運営する会社の経営企画の人間が何やら言ってる記事を読んでみての感想です。
まずこの会社のHPを見てみました。
このサーバを運営しているのは東芝情報機器とかいう会社の「楽々ねっとこむ」とかいうレンタルサーバ(間借り)のようです。
バックボーンは「余裕の10MB」(共有)だそうです。(いまどき)
前述の記事には、「うちは年商160億だがシステム担当者がいないので、システム開発会社はうちのやってることを理解して、使い回しの提案はしないでほしい」との主張が書かれていました。
ビックリするかもしれませんが、このくらいの規模の会社でも会社にシステム担当者がいないとこって結構あるようです。多店舗展開のこの手の業種は、人件費管理、売上分析、出店計画など、高度なIT化が武器となる業種であると言えます。そういう会社の経営企画を担当する人間が自社にシステム担当がいないことを明言するのは「うちは丸腰ですよ!」と言ってるようなものです。この担当者がそんな不満を持つのであれば、あらかじめ開発会社に「業務分析をしてから提案をしてくれ」と言えば良い話です。ただこの業務分析やシステム要件作成なども立派なビジネスなので、開発会社が確定前の案件にどこまで注力するのかは疑問ですが。。。
年商100億を超えるような規模の会社は自社システムを他人任せにしないで、優秀なシステムエンジニアを雇い、業務分析、システム設計を行い、それらを実現するために開発会社を利用されることを望みます。
この会社の行く末を見守りたいと思います。