最近、小泉元総理が「原発撤廃」をしきりにアピールしています。
僕も震災後、原発は止めたほうが良い様な気がしていましたが、この元総理の発言を聞き、やっぱり原発を止めてはいけないと認識することが出来ました。
原発を止めることは人類が自然に対して敗北を認める行為のような気がしてなりません。
これを認めるということは、人間が学問すること(科学を追及すること)を放棄してしまうように思えてなりません。つい200年前には電気も無い状態だった人類がここまで進化してこれたのは科学の力です。これから10万年も保管しなければならないといわれる廃棄核燃料の処理方法をこの優秀な人類が解けないはずがありません。ただ、もしここで原子力技術を放棄してしまったら、おそらくこの難問を解決することは出来ないでしょう。これから未来のある子供たちに対して、この難問にいかに積極的に立ち向かう勇気を持たせることが大人の役目ではないでしょうか。
もしここで原発撤廃などがまかりと通るとしたら、現在の福島を誰が救えるのでしょうか?
「文系のやつって気楽でいいよな~」と学生のときから時折感じている思いが再燃した今日この頃でした。