今日もまたインストールです。
さくらインターネットの専用サーバ(redHat4)上でのmovabletype4.01のインストール記録です。
1.movabletypeの展開
ダウンロードしてきて、展開します。問題ありません。
2.使用するDBの決定
mysql/postgres/SQLite(HashDB)のどれを使うか決めます。
SQLLiteが一番簡単です。
3.mt-check.cgiの実行
必要なperlモジュールが揃っているか確認します。実行したところ途中で画面が切れてました。(エラー終了にて。。)
4.モジュールのインストール
# perl -MCPAN -e shell
で
>install DBI
>install DBD::SQLite
でモジュールをインストールします。mysqlを使う場合は、
>install DBD::mysql
としますが、ローカルサーバでmysqlが動いていないとエラーになります。その場合
> force install DBD::mysql
とします。
【備考】 CPANやソースからのインストールでもDBD::mysqlがmt-check.cgiで認識されない場合、サーバにrpmインストールコマンドup2dateがインストールされていれば、下記コマンドでインストールできます。
# up2date –install perl-DBD-MySQL
5.再度チェック
もう1回、上の3を実行し、モジュールの確認を行います。ページに「成功しました」が出ればOKです。
6.mt.cgiの実行
mt-config.cgiに間違えが無ければ動きます。SQLLITEの場合、DBファイルをしてする必要があります。ファイルパス、ディレクトリの書き込み権などに注意しましょう。
##### SQLITE #####
ObjectDriver DBI::sqlite
Database /home/www/staging/mtdb/mt.db
7.使ってみての感想
インストール含め、面倒過ぎます。
今使っているwordpressの方が10倍簡単でした。
これからブログをインストールされる方は、MTはやめておきましょう!
8.追伸
MT上でサムネイル画像などを作るためにImage::Magickというperlモジュール(pm)が必要なので、インストールしてみたのですが、これがまた厄介なものでした。ImageMagickはサイト開発において基本ツールのようなものなので、ソースからインストールするのですが、pmをインストールする場合は、configを以下のように実行します。
# ./configure –with-perl=PERL
# make install
その後、PerlMagickの下でperlのテストプログラムで動作確認したり
% perl -MImage::Magick -e ‘print $Image::Magick::VERSION’
6.2.3
とかでちゃんとインストールされたことを確認したのにも関わらず、mt-check.cgiでエラーとなっていました。
結構悩んだ結果、httpd.confに以下の1行を追加することで解決しました。
SetEnv LD_LIBRARY_PATH /usr/lib:/usr/local/lib
頼むからMT死んでくれ~!!!